すずノや
                  トンコツ醤油

スープ

17

一般的な家系スープ。背油のコクのうまいトンコツスープだが一貫して酸味を感じた。浮いている油は少なめである。

12

中太ちぢれ麺(相模屋製麺)。茹ですぎでコシも何もあったもんじゃなかった。(まだ開店間際だったのでこの点数は当時のもの)

14

チャーシュー、海苔(3枚)、ゆずら味玉、刻みネギ。

バランス

麺とのバランスが非常に悪く、具もやや物足りない。。

合計

48

一般的なトンコツ醤油ラーメンだが、この店は一体何を目指しているのか方向性が全く見えなかった。
  あっさり■■■□こってり    細麺■■■□□太麺
食べたメニュー:らーめん550円

定休:未定 営業:11:00〜23:00  
JR東海道線藤沢駅南口から徒歩25分
神奈川県藤沢市本町(「湘や」向かい側)
席 25 P なし

2003年12/6日オープンの新店。できたての店内はとても広くで入り口に胡蝶蘭やサボテンなどの植物が並べてあった。天井はビビットカラーと白でまとめられモダンな雰囲気。スペースが広く開放的である。席数も25とこの近辺の店ではかなりアグレッシブ。何故かトイレはアジア系のインテリアで統一感がなかった。ラーメンは一般的な家系と言わざるを得ない。チャーシューは茹ですぎでパサつくタイプ。ほうれん草などが無いためやや寂しい。ゆずらの味玉は新鮮だった。麺はオペレーションが確立していないのかもともとそのつもりなのか家系では珍しく茹ですぎでノビノビに感じた。出店するにしても計画性が無さ過ぎると感じたからだ。

なぜラーメンに方向性(特徴)を求めるかについてを是非このお店には考えてもらいたいと思った。もし、あなたがラーメン屋を取材する雑誌記者(もちろんホームページの開設者でもいい)であるとする。あなたはラーメン店を記事にするため文章を書かねばならない。そんなあなたは、もちろん今まである程度のラーメン屋を食べ歩いているだろう。ここにラーメンが2つあるとする。1つはいままで良く口にしてきたようなラーメン。もう1つは味はやや劣るものの具が丼から溢れんばかりに盛られたラーメン。さて、あなたはどちらをより記事にしやすいか?別に記事にせず友人に話すだけでもよい。どちらが話のネタになりやすいか?
ラーメン屋が客に食べさせるのはラーメンだけではない。ラーメン屋は情報も同時に客に食べさせている。行列のできるラーメン屋は行列という情報を客に食わせている。行列という情報はより多くの人が欲しているという証拠、と考えるマスコミはこぞってその行列のできる店を掲載したがるだろう。なぜならより多くのひとが欲しいと感じる情報を雑誌に載せ本を売れるようにしなければならないからだ。だから行列店の情報をマスコミは掲載し続けなければならない。もし味がイマイチだとしても、集団心理的にその印象は修正されるし、なぜこの店がないんだ、ということもない。行列は安定して人を呼ぶことのできる最大の情報である。そしてラーメン屋はそれを作るために努力していかなければならない。ラーメンで飯を食っていくために。それをしなければラーメン屋は空腹を満たしたい人だけで食べて行かなければならない。ましてやラーメン屋などは、最近のラーメンブームで乱立している状態である。もしあなたがラーメン屋を始めようと考えているならばあなたは特徴を出すことを一番に考えるべきである。と私は思う。

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