ここでは高利回りの優待株の紹介と、高利回り優待株で組んだ投資法(ポートフォリオ)はどれだけTOPIX(市場平均)
を上回れるかを検討してみたいと思います。
2005年度の途中経過
2004年度の結果
ポートフォリオ新規組み入れ銘柄
新規買い
フレンドリー
ワタベウェディング
ホッコク
日本駐車場開発
VTホールディングス
ソフマップ
バルス
松屋フーズ
アイエー
ハイビック

ポートフォリオ除外銘柄
東海汽船:184→193 +4891円 +4.89%
ビジョンメガネ:300→600 +100000円 +100%
ノジマ:231→767 +231676円 +231.68%
カルチュアコンビニエンスクラブ:1004→1700円 +69323円 +69.32%
ラパルレ:66000→138000 +109094円 +109.09%
大庄:1003→1330 +32602円 +32.6%
セントラルスポーツ:766→2230 +191123円 +191.12%
藤田観光:374→616 +64706円 +64.71%
東京都競馬:127→313 +146457円 +146.46%
三井グリーンランド:332→434 +30723円 +30.72%

一年間の上昇率:43.72%(税引き前)+配当・優待
2004年度のポートフォリオ
コード 名称 評価額(2005.3.31) 保有数 時価 購入価格(2004.4.1) 損益
4319 TAC(株) 545 112.9943 \61,582 885 \-38,418 -38.42%
9870 (株)ハナテン 347 400 \138,800 250 \38,800 38.80%
2709 (株)タスコシステム 106,000 1.3986 \148,252 71,500 \48,252 48.25%
9854 愛眼(株) 989 160.2564 \158,494 624 \58,494 58.49%
9173 東海汽船(株) 193 543.4783 \104,891 184 \4,891 4.89%
9943 (株)ココスジャパン 1,890 77.5194 \146,512 1,290 \46,512 46.51%
9677 日本ジャンボー(株) 950 149.2537 \141,791 670 \41,791 41.79%
7642 (株)ビジョンメガネ 600 333.3333 \200,000 300 \100,000 100.00%
7522 ワタミフードサービス(株) 930 138.8889 \129,167 720 \29,167 29.17%
7419 (株)ノジマ 767 432.4324 \331,676 231.25 \231,676 231.68%
8136 (株)サンリオ 1,009 121.9512 \123,049 820 \23,049 23.05%
7541 (株)メガネトップ 998 91.4077 \91,225 1,094 \-8,775 -8.78%
9882 (株)イエローハット 1,066 106.383 \113,404 940 \13,404 13.40%
7639 (株)贔屓屋 589 190.4762 \112,190 525 \12,190 12.19%
7616 (株)コロワイド 840 107.5269 \90,323 930 \-9,677 -9.68%
4756 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株) 1,700 99.6016 \169,323 1,004 \69,323 69.32%
9713 (株)ロイヤルホテル 230 680.2721 \156,463 147 \56,463 56.46%
7968 田崎真珠(株) 500 292.3977 \146,199 342 \46,199 46.20%
4357 (株)ラ・パルレ 138,000 1.5152 \209,098 66,000 \109,094 109.09%
9979 (株)大庄 1,330 99.7009 \132,602 1,003 \32,602 32.60%
4801 セントラルスポーツ(株) 2,230 130.5483 \291,123 766 \191,123 191.12%
8207 テンアライド(株) 420 250 \105,000 400 \5,000 5.00%
4679 (株)田谷 888 110.8647 \98,448 902 \-1,552 -1.55%
2762 (株)三光マーケティングフーズ 132,000 0.91324 \120,548 109,500 \20,548 20.55%
9202 全日本空輸(株) 366 343.6426 \125,773 291 \25,773 25.77%
4837 シダックス(株) 86,500 1.3755 \118,981 72,700 \18,982 18.98%
9722 藤田観光(株) 616 267.3797 \164,706 374 \64,706 64.71%
9672 東京都競馬(株) 313 787.4016 \246,457 127 \146,457 146.46%
8216 (株)フォルクス 415 263.8522 \109,499 379 \9,499 9.50%
4643 コナミスポーツ(株) 1,914 56.243 \107,649 1,778 \7,649 7.65%
9656 三井グリーンランド(株) 434 301.2048 \130,723 332 \30,723 30.72%
7969 (株)タカラ 511 146.8429 \75,037 681 \-24,963 -24.96%
998405 TOPIX 1,182.18 --- --- 1,058.99 --- 11.6%
33 symbols Totals(JPY): \4,598,980 \1,398,978 43.72%
I 序論
現在株式市場では手数料の自由化等によりオンライントレードを用いた個人の株式投資が活発化しています。

このような背景からあまり知識の無い個人投資家が安全に投資を行うための機械的投資法の検討が望まれています。

これら投資法の代表的なものとして、低PER戦略、低PBR戦略、低PSR戦略等種々の機械的投資法が投資大国アメリカで
は開発・検討され、いずれも統計的に良好な結果を得ております。

日本株におきましてもこれら戦略はアメリカ株との差はあるものの概ね良好な結果が得られています。
とくに配当金、配当利回りの高い株式のリターンが高いという知見はすでに得られており、株式投資をする上でのインカムゲイン
に着目した有用な投資手法と言えます。

これら知見と個人投資家の増加傾向から、株主優待のオークション出品利回りも加味したインカムゲイン重視の投資戦略も良好な
結果が得られるのではないかと考えられますが、アメリカ株では株主優待という制度は無いこと。手数料自由化による個人投資家
の増加は比較的最近であること等から、未だ同様の検討報告例はありません。

そこで本研究におきましては株主優待オークション利回りまで加味したインカムゲインの高い株式の
長期保有におけるリターンを市場平均と比較することで、キャピタルゲインにおいても市場平均を上回るリターンを得ることが
出来る有用な機械的投資法を確立できるのではないかと考え以下検討することといたしました。
U 緒言
序論でも述べたように株主優待のオークション出品利回りも加味したインカムゲイン重視の投資戦略は良好な
結果が得られるのではないかと考えた。
本研究では優待のオークション利回り+配当利回りの高い株式を(5%以上を目安に)スクリーニングにて上位32銘柄抽出し、
これらについて等金額加重ポートフォリオを構築した。このポートフォリオと市場平均であるTOPIXの上昇率を比較する。
なお、検討開始日は2004.4.1とし、毎月ごとに価格を更新する。ポートフォリオ内の優待が変更になった場合は次に利回りが高い銘柄と入れ替える。
毎年4月1日に利回り上位32銘柄の入れ替えを行う。
4月1日にする理由ですが、優待銘柄の多くが権利落ちを3月に迎えるため、
権利落ち前と落ち後の市場価格のバラツキによるパフォーマンスの影響を極力抑えられると考えたからです。

インカムゲインについては、当ポートフォリオでは配当予想利回り平均を、TOPIXでは東証一部の市場平均配当予想を1.3%として考えます。
※本来統計学的に認められるには20年程度の時間が必要ですが、多分そこまで続かないかも・・・。


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