竈 | ||
とんこつ | ||
スープ |
15点 |
鰹、煮干の強烈な風味のあるダブルスープにくんネギと言われる燻製のネギをトッピングすることで更に香ばしい風味を付加している。風味だけならかなりのもの。しかし、スープ自体に旨みが無く、タレの味が薄い為か特にインパクトもなかった。タレの出来が悪いというのもおかしな話なのでこれがこの店の味なんだろう。こってり、ふつう、さっぱりと脂の量を選べる。 |
麺 |
24点 |
プリプリ、モチモチした、中太縮れ麺。170g。中盛り235g(無料) |
具 |
27点 |
チャーシュー、のり、しなちく、くんたま、刻みねぎ。 |
バランス |
4点 |
スープのタレが薄すぎて太麺とのバランスが極めて悪い。麺と脂だけで食ってる感じだった。 |
合計 |
70点 |
行列を覚悟していたが全く並んでいなかった。メディア効果切れか? |
あっさり■■■■□こってり 細麺■■■■□太麺 | ||
食べたメニュー:チャーシュー麺(中盛)こってり950円 |
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定休:無休 営業11:30〜16:00 16:30〜22:00 土11:30〜22:00 日11:30〜20:00 |
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超有名店!・・・のはずなんだが並んでいなくて拍子抜けしてしまった。覚悟してきたのに。まあそれはさておき店内は様々なインテリアが並べてあり雰囲気は良い。クーラーはあまり効いてなくて暑かった。店員は4名でバイトと社員といった感じだった。歌舞伎町に新店が出るらしいのでそのうちチェーン店化を図っていくつもりなのだろうか。サッポロ一番で竈バージョンもでるらしいし、ラーメン屋としての目的は成就した感じがする。肝心のラーメンは前述したとおりコッテリを頼んだが、友人の頼んだ普通を食べさせてもらった所、こってりとは比較にならない位、風味が素晴らしかった。脂は香りを包み込んでしまうという性質があることは知っていたが、まさかこれほど違うとは思わなかった。ここまで違うならコッテリはいらない気もするが。是非普通かあっさりをお勧めしたい。ラーメンを分析するなら脂なしがベストか。麺は中盛りが無料で大盛りが100円増し。まあ中盛りで十分でしょう。麺はとても旨い好きなものだった。具は燻製で風味を増したものが多く、特にばら肉のチャーシューは柔らかさはあまり無かったものの、香ばしい風味と肉の旨みが生きており大変美味しかった。薫玉は確かにスモークチーズのような味だったが、スープとの相性が別に良い訳でもなく、玉子にチーズみたいな味を敢えて付ける理由はどこにもないだろう。確かに珍しいけど。場所がそんなに良いとは言えないこの店に一枚乗っけるにはこの薫玉が一役買ったわけです。チャーシュー麺はチャーシューが7枚も入り中盛りも無料とコストパフォーマンスが良いように見えて実は客単価を上げるのに一役買ってるこのシステムは結構頭良いと思った。一番原価の低いラーメン自体は700円とコストパフォーマンス面では高いわけです。チャーシュー飯(100円)は安くて旨いですがこれも客単価を上げるのにはうってつけで100円位ならと思わせる。そして接客はとても丁寧だった。帰りに竈と書かれたウチワを貰い家に帰りました。1050円払っておきながら別に高いと感じさせないこの工夫は素晴らしい。少しは山頭火も見習って欲しいものです。 ラーメン屋を繁盛させるには、ある程度の旨さと、接客、量か価格によるお得感、そして情報を伝えやすい「一枚乗っけた特徴(ウリ)」があれば良いっぽい。 |
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